2006年09月01日

とうとう永久居民権取れました。



9月になっても相変わらず真夏日よりの香港ですが、うろこ雲も浮かんでいたりして、ほんの少し秋気分です。

私が香港に来てから、9年が経とうとしていますが、やっとやっと永久居民権が取得できました!


ビザ事情をご存知の方は「えっどうして9年?」と思われるかもしれませんね。
と言うのも、香港では7年以上継続して滞在していると「永久性居住権(ROA=Right of Abode)」なるものを得る事ができるからです。

一度このROAを取得すると、あとは他の国に住んでいても、36ヶ月に1度香港に入国すれば、一生失効することはありません。
就学も就労もしたい放題、選挙権も取得します。


私は最初の2年中国をメインに働き、中国の就労ビザで中国・深センと香港を行き来していたため、香港のビザを得てからは7年しか経っていないことになるので、9年経った今になってやっとROAが取れた訳です…。


さて、この永久性居住権の申請の手順はというと…

@申し込みセットの入手

湾仔の入境事務大楼でROA(Right of Abode)の申し込みセットを入手します。
申し込みフォームはここ
http://www.immd.gov.hk/ehtml/rop145.htmでもダウンロードできます。



A申請用資料集め

香港IDカードとパスポートのコピーと、今まで香港に7年居たという証拠になるありとあらゆる書類のコピーを集めます。

セット内のパンフレットには「就学証明書や、就労証明書、公式領収書、銀行記帳記録、納税領収書など」と書いてあります。
もし7年きちんと税金を納めて、領収書を保管してあるのであれば、納税領収書を7年分添付するのが、一番クリアだと思います。

私の場合、数々の転職をしたあげく現在は自分のビジネスをしているので、会社で働いていた時の就労証明書と現在の商業登記証のコピーを添付しました。

あとダンナは既にROAを取得しているので、ダンナのIDカードのコピーと結婚証明書も添付しました。


なるべく書類の再提出要求を受けると、手続きに時間がかかってしまうので、ありとあらゆる証明書を準備してみました。



B書類提出をしよう

申し込みセットに入っている封筒に、かき集めたAを資料を詰めて入境管理局に郵送します。
セット内の住所ラベルも忘れずに記入して同封しましょうね。



Cいよいよ面接です

しばらくすると書類受理のはがきが届き、さらにしばらくして入境管理局への訪問レターが届きます。
日にちや時間が既に指定されていて、入境事務大楼の25階「ROAオフィス」で管理官に書類のチェックを受けます。

以前就労ビザの記事の際にも書きましたが、面接と言ってもカウンター越しに管理官の人とちょっとおしゃべりをするだけでした。

やはり「広東語は話せるようになりましたか?」と聞かれました。



D再度入境管理局を訪問…

永久居住民用のIDカードの申請のため、Cの際に決めた日時で、入境管理局に改めて行かなくてはなりません。
今まで持っていた香港居民用のIDカードとあまり変わらないのですが、改めて写真撮影と指紋押捺をしなくてはなりません。



EIDカードの受け取り

だいたい2週間位で、新しいIDカードができるので、またしても入境事務大楼に行かなくてはなりません(T_T)
これで香港の空港や国境などの出入境手続きは、IDカードをスキャンしてセンサーに親指をかざすだけでできるようになりました〜。パスポート要らずでラクラク。



私の場合、8月1日書類を郵送して、15日には面接の案内レターが届きました。
書類申請も一度で通過したので、Dまでには超最短距離で20日程度しかかかりませんでした。

一昔前は、7年以上滞在したら一度アンコンディショナルビザ(Unconditional Visa)というものに切り替えてから、さらにROAを申請する…という面倒くさい手続きが必要でしたが、現在は直接ROAを申請できるようになったので、作業も時間もずいぶん短縮されました。


友人達に聞いても、20日で手続きが完了したのは、かなり早かったようで、本当にラッキーでした(^▽^)


これで、嬉しくも悲しくもはねはなねこも香港永久居民となったのでありました…。





↓この記事がお役に立ったと思われたらクリックお願いします(^▽^)。
banner_04.gif




posted by はねはなねこ at 12:47 | 香港 ☀ | Comment(4) | TrackBack(0) | ビザ・投資

2006年06月25日

配偶者ビザの変更について



先日改正になった配偶者ビザの就労について、いくつかご質問を頂いたので、ここに記しておきたいと思います。


ご主人の転勤等で香港に来た場合、奥さんやお子さんは配偶者ビザで香港に滞在する事になります。

以前は、この配偶者ビザでも就労が出来たので、香港でパートや日本語の先生等をする方が結構いらっしゃったのですが、2003年7月1日から法律が変わり、配偶者(ビザ保持者)が永久居民権を持っている場合のみ就労が可能になっていました。


しかし、最近香港経済も回復してきたため、2006年5月15日からまたこの法令が変わり、全ての配偶者ビザでの就労が可能になりました!
http://www.immd.gov.hk/ehtml/faq_hkv.htmのQ5参照


ただ気を付けたい点は、2003年7月1日〜2006年5月14日の間に発給された配偶者ビザ(配偶者が永久居民権を持たない)をお持ちの方は、イミグレーションに行って、ビザの書き換えをしてもらう必要があります。


良い経験なので、海外でバイトをしてみるのも楽しいかもしれませんね。

尚、就学ビザでの就労は相変わらず不可なので、ご注意あれ…。







↓この記事がお役に立ったと思われたらクリックお願いします(^▽^)。
banner_04.gif


posted by はねはなねこ at 16:36 | 香港 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | ビザ・投資

2005年09月25日

「香港で働きたい人のために」香港のビザについて・その2



今日は、香港のビザについて・その2「香港で働きたい人のために」を、私の経験を踏まえて、お知らせしますね。


香港は、他の国に比べると、日本人が働く環境が揃っていて、香港政府の外国人受け入れ態勢も割りと整っているので、日本人にとって働きやすい国のひとつだと思います。

ただ香港政府としては、失業率を上げたくはないから自国民の雇用を確保しておきたい…というのが前提ですので、就労ビザ取得への道のりには、多少の条件がつきます。
基本的には「香港人では、代替できないポジション=日本人である必然性のあるポジション」への就職となります。
97年の返還前は、イギリス国籍保有者であれば、外国人でも就労ビザなしで働く事ができたのですが、返還後その制度も改正され、外国人への門戸は狭くなってきています。



では、私たち日本人が香港で働くための必須条件は何でしょう…。


@日本語プラスもう1語学は当たり前

最初から厳しい事を言ってしまうと、最低1語学は話せないと、就職は難しいです。

日本から転勤になった方であれば、「日本語以外話せないので、通訳がついている」という方も結構います。確かに香港では、カタコト英語が少しだけ話せれば、生活していけますし…(^_^)

でもこちらに来てお仕事を探す場合は別!

面接では、ほとんどの企業が「英語(または中国語)で自己アピールして下さい」とリクエストします。
オフィスでも、ローカルスタッフと一緒に働いていくわけですから、コミニケーションレベルで結構ですので、日本語プラスもう1言語は必須です。

厳しい言い方をすると、日本の面接ではセールスポイントになるはずの「英語が話せる」という技能は、こちらでは当たり前になるわけです。

ただ、北京語が話せるのは、大きなセールスポイントになります。(たいがいは中国出張組になってしまいますが…(・_・;)



A「自分はこれができる」と言い切れるものはありますか?

香港の就労ビザを取得する上で、必須なのは日本での職歴です。

だいたい目安としては、3年以上の職歴と言われていますが、大切なのは自分が自身を持ってアピールできる仕事面での技能があるかどうかという点です。

そして、その技能に適した職に就く事が、第2のポイントです。
よくあるのは、面接では人柄を買われて採用されたけども、その後のビザ申請で、日本でしていた事とあまりにかけ離れた仕事のため、ビザが下りず、採用取消になるケースです。

だから「私は日本で5年会計をしていたけど、香港ではツアコンとして働いてみたい」といった場合、ビザは下りません(>_<;)




では以上の2点を踏まえて、香港で就職を考える場合、どうすれば良いのでしょうか?


@まず用意するもの

通常は、日本語と英語の履歴書両方が必要になります。

卒業証明書や資格試験の証明書、在職証明書等も必要です。できればオリジナルとコピー両方を持参した方が良いですね。

写真は香港でも、地下鉄の駅等に証明写真ボックスがあるので、そちらでも撮れますが、ある程度は準備しておいた方が良いですね。

ビーチサンダルで、ホテルのロビーを歩ける香港と言えども、就職にはやはりリクルートスーツがおすすめです。



A観光ビザで香港に行く

後に詳しく述べていますが、香港のボーナス=ダブルペイがもらえる旧正月後に、スタッフの転職が頻繁に起こりますので、1月から3月末(日本の新年度)位までが一番入れ替えが激しく、就職活動におすすめの時期です。

現在日本人の観光ビザは3ヶ月に延びたので、案外と余裕がありますね。(私の時は、観光ビザがまだ1ヶ月だけだったので、途中中国に出入りして延長していました(笑)

宿泊先も、長期戦になるかもしれませんし、最初の面接で決まるかもしれませんので、柔軟な準備をしておきましょう。
連絡先がいろいろ変わると、企業や派遣会社からの連絡の行き違いも起こるので、宿泊先はなるべく変わらない方が良いですよ。



Bさて早速活動開始!

一番手っ取り早いのは、日系人材派遣会社に登録する事です。

香港にも、下記のような有名どころの人材派遣会社があります。
まずは、サイトをチェックして見ましょう!

・パソナアジア www.pasona.com.hk
・テンプスタッフ www.tempstaff.com.hk
・アデコパーソネル www.adecco-asia.com/hkjapanese/

これらの日系人材派遣会社が紹介してくれるのは、やはり日系がほとんどです。

せっかく海外で働くのだから、外資や香港系に挑戦してみたい人は、地元の英字新聞「South China Morning Post」に入っている、クラシファイドをチェックしてみるのも手です。

特に土曜日版には、クラシファイドがたくさん入るので、雇用状況を把握するためにも、土曜日だけは「サウスチャイナ」を買って見てみるのも面白いかもしれませんよ。



Cよし面接にこぎつけたぞっ!

日系であれば、コツは日本の面接と変わりません。
ただ、外国での生活を懸念してか、環境適応力を問われる事が多いですね。

外資や香港系の場合は、交渉力が問われます。
お給料も交渉次第。
「キミは月給いくら欲しい?」と聞かれます。

企業が決めた枠にはまるのではなく、自分の価値や能力をアピールする面接姿勢が重要です。


★重要★
どちらにせよ、面接ではしっかりと、仕事内容や条件、福利厚生を確認しましょう!

香港では、ボーナスの代わりに「ダブルペイ」と言って、旧正月の月(1月か2月)に2ヶ月分のお給料がもらえます。最近は不景気になって、「ダブルペイなし」や「12.5ヶ月分(=ダブルペイが半月分しか付かない)」という企業も増えてきているので、ここも必ずチェックして下さいね。




Dやった〜!採用されたよ!

香港では、何でもスピーディー。
結果報告も数日以内という会社がほとんどです。

採用されたら、早速契約書を交わすわけですが、もう一度、条件等をしっかりチェックしましょう。



Eそしていよいよやってくる就労ビザの関門

香港の就労ビザには、必ずスポンサーが必要になるのですが、就職が決まった場合、その就職先企業があなたのスポンサーとなります。

会社によって、全部責任を持って申請してくれる会社と、申請必要資料だけを手渡され、自分でビザを申請しなくてはならない場合があります。

ビザ関連は全て、湾仔(ワンチャイ)の入国管理局(www.immd.gov.hk)で管理しているので、自分で申請する場合はこちらに相談に行く事になります。

ビザ代行サービス会社もありますが、結構費用がかさみます。



私の場合、実は日本での職歴がまるっきりないまま、香港に行きました(もともと就職するつもりはなかったので…(^_^;)
で、やはり人材派遣会社の人に「香港の就労ビザは絶対無理ですよ」と言われ、幸い中国語を話せたので、最初の1年半は香港のお隣の深セン(つちへんに川)で中国就労ビザで働き、職歴をつけてから香港に戻ってきました。

今となってはそれも良い経験でしたが、中国大陸でのお仕事は過酷なので、もし香港にターゲットをしぼっている方だったら、日本で職歴を積んでから挑戦する事をオススメします。

以上、長くなってしまったので、今日はここら辺で…。


質問等がありましたら、お気軽にコメントを下さいね。






↓この記事がお役に立ったと思われたらクリックお願いします(^▽^)。
banner_04.gif


posted by はねはなねこ at 23:23 | 香港 ☁ | Comment(22) | TrackBack(1) | ビザ・投資

2005年08月18日

タックスヘイブン・香港に来るのなら…



今日は少し違うトピックスを扱ってみたいと思います。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、香港は世界中にいくつか存在する
「タックスヘイブン(税金回避地)」のひとつです。

タックスヘイブンとは、所得税や譲渡税(キャピタルゲイン課税)、
利子配当課税(インカムゲイン課税)等々の税率がとても低かったり、
あるいは免除されていたりする土地の事を指します。

香港の場合、所得税は他国に比べてとても低く、譲渡税や利子配当税がかかりません。

つまり海外投資家にとって、資産価値の保全能力が高く、
税金控除のある香港は、理想の投資拠点となる訳です。


ここで注意をしておきたいのですが、
決して「香港で脱税をしよう!」と言っているのではなく、
「メリットを生かし香港で海外投資をしよう!」と提案してるのですよぉ〜。


さて、香港でおすすめの銀行は、やはりHSBC
(香港上海淮(「つくり部」に「匚」がつきます)豊銀行」ですね。
今や世界中の大都市で見かけるようになったHSBC。
www.hsbc.com.hk

私個人的には、香港ハンセン指数で有名なHangSeng銀行が好きなのですが、
日本からコンタクトするなら、断然HSBCですね。

HSBCなら、インターネットバンキングで日本から遠隔操作もできますし、
毎月のステートメント(通帳代わり)も日本まで郵送してくれます。

かと言って、HSBCに口座を作るには、いくつか準備しなくてはいけない事があるので、興味のある方はいろいろ勉強してみて下さいね。


以下は、私のおすすめ書籍類です。

Amazon第1位の作者が贈る、「お金の聖書」。

↑楽しくお金との付き合い方が学べるCDで、私も何度も繰り返し見ました。

「大事なお金は香港で活かせ」
↑まずは、ここから始めましょう!

「小富豪のための香港金融案内」


スイス銀行に口座を持てなくても、まずは近くの香港から始めてみてはいかがでしょう?



posted by はねはなねこ at 23:25 | 香港 ☁ | Comment(0) | ビザ・投資

2005年08月15日

香港のビザについて・その1



香港のビザについて質問があったので、今日は私が把握している限りの
香港ビザ情報をまとめてみました。

香港ビザには以下の種類があります。


@観光ビザ(Visitor Visa)
通常旅行で香港に来るときはこのビザですね。
現在、日本国籍を保持している方は特に申請をしなくても、3ヶ月香港に滞在できます。
ただし、就労・就学はできないので、ご注意下さい。
つまり「職探しはできる」という事です。


A学生ビザ(Student Visa)
就学用ビザです。大学などの機関や、政府認可の教育機関の入学許可証を
取得した人のみ、申請できます。


B配偶者・家族ビザ(Dependent Visa)
配偶者や家族が、香港滞在可能なビザを持っている場合に取得できます。
例えば、ご主人・奥さんが香港人だったり、香港赴任になった場合などですね。
2003年6月末までに取得した場合または、配偶者が永久居民権を持っている場合のみ就労が可能です。

NEW1/Jun/06
2006年5月15日から法令が変更になり、配偶者ビザでの就労が再び可能となりました。
但し、2003年7月1日〜2006年5月14日までに発給された配偶者ビザ(配偶者が永久居民でない場合)をお持ちで就労を希望される場合は、イミグレーションに行って、ビザの書き換えをしてもらう必要があります。



C就労ビザ(Working Visa)
その名の通り、香港で外国人が就労するためのビザです。
スポンサー(就労先企業)の書類が必要になります。
 ※詳しくは「その2」を参照して下さい。


D投資ビザ(Investment Visa)
香港で会社を設立して、株主になる人のためのビザです。
審査はとてもきびしく、会社設立のためのビジネスプラン等の提出・審査が
必要になります。
「配偶者ビザを保有したイギリス人の女性が、アロマセラピーのサロンを開くため
綿密なビジネスプランを作成して、入国管理局に持ち込んで取得した…」
という話を聞いた事がありますが、私にとっては謎の多いビザです。


E無条件査証 (Unconditional VISA)
就労も就学も起業も何でもOKなビザです。
私たち日本人が取得するには、継続して7年以上香港に居住する必要があります。
現在はこのビザを取得しなくても、直接香港の永久住民権を取得する事が
できるので、あまりお目にかからなくなったビザです。


F永久居民権 (Permanent Residence)
継続して7年以上香港に居住し続ける…という長い道のりですが、
選挙権も取得できるし、香港入出国の際にパスポートにスタンプを押す必要
もなくなります。
一度永久住民権を取得すると、香港外に住んでいても、3年毎に香港に戻ってきて
更新手続をすれば、住民権を一生保持し続けられるので、と〜ってもラクになります。


他にも「研修ビザ」等々があるようですが、通常は以上の7つが私たちには
関連深いビザです。

香港で仕事をしたい、という方も多いので、重ねて注意をしておきますが、
観光ビザおよび学生ビザでの就労(アルバイト含む)は、強制送還や多額の罰金を
求められてしまいますので、就労ビザを取得してからお仕事しましょうね。

就労ビザについては、後ほど「その2」でお話したいと思いますので、請うご期待。






↓この記事がお役に立ったと思われたらクリックお願いします(^▽^)。
banner_04.gif



posted by はねはなねこ at 00:14 | 香港 ☔ | Comment(2) | ビザ・投資

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。